カタン ワールドチャピオンシップ
名古屋予選レポート


去る2006年7月23日
世界三大ボードゲームのひとつと謳われた『カタン』の世界大会の日本名古屋予選が
東別院会館で開催されることとなった。

せっかくなので是非とも私も参戦するべく、エントリーすることになりました。


会場へ到着すると中は参加者でいっぱい!
中には親子連れもいました(ちなみに参加するのは子供の方らしい)
エントリーは全部で40人。この中から上位2名が東京の本予選へと進むことができるのだ。

ゲームはスイスドロー形式の3回戦方式。
さっそく抽選をして、一回戦へと。


ちなみにこれが私のエントリー用紙。なんとエントリーNoは1です。
縁起が良いのか悪いのか・・・・・・



では早速一回戦・・・・・・手番はまた1!
今までの経験から、とにかく木材と土を確保しようと初期配置。
とにかく序盤は道と家を建設しないと始まらないので、
木材と土さえ抑えておけばなんとかなるだろうと思った・・・・・・
が、しかし、それが甘い考えだということをすぐに思い知ることになる。

・・・・・・・・・おかしい、
予定ではとりあえず、道の資源は集まると思っていたのに、何故か集まらない。
おまけに、周りはものすごい勢いでジャカスカ建設していくのに、
こっちはなにもできないっ!?

その理由はすぐ判明した。
『麦』が全然手に入らないのだ!!!
よくよく建設表を見てみれば、建設できる4つのうち道以外の3つには必ず麦が必要なのだ!
おまけに今回のマップは4つある麦畑のうち2つが非常に麦を手に入れにくい状態になっている。
他の面子はいち早くそれに気付き、初期配置の時に他の資源を犠牲にして麦畑に配置していたのだ!
そう、このマップはいち早く麦を抑えたものがゲームを制すことができるのだ!
しかし気付いた頃にはもはや手遅れ、

結果はほとんど何も出来ずに惨敗・・・・・・(ちなみに私は赤)
これが大会出場者の実力か・・・・・・初戦からいきなり熱い洗礼を受けてしまった・・・無念。

(教訓:とりあえず『麦』は手に入れられるようにしておこう)



しかし、予選は三回戦。後の二戦に勝てばまだチャンスはある!
というわけで二回戦突入!!!
前回の反省で今回はとにかく麦が手に入れられるように初期配置。
後、気が付いたのだが、他のプレイヤーは良く港を利用することが多い。
おそらく使えなくて余った資材を貿易で交換した方が効率がいいのかもしれない。
そうなるといろんな資源を均等に手に入れれるようにするよりは、絞って配置するのも良い戦略かもしれない。
そこで今回はさらにすぐに港に家を建設できるようにも配置。
これで準備は万端。さあリベンジだ!!!
しかし、今回は手番が最後だったためか、良い土地は全て押さえられてしまい。
痩せた土地ばかりの配置になってしまった。
が、しょうがない。ダメならダメで得意のロンゲスト作戦に打って出ることにした。
とにかく道を作りまくって他を牽制。今回はこれが功を奏した。

(今回は緑が私)
ロンゲストで島の中央を分断し、港がうまく機能してくれたおかげで、
結果、なんと勝利をおさめました!
いやぁ、実はカタンで勝てたのはこれが始めてだったりします。
しかし、実際はかなりの接戦で、
次の手番の子供が「ああ惜しい!! 次で終わってたのに!」
ああ、危なかった・・・・・・



念願の一勝を手に入れ、いよいよ最終戦突入!
この時点で全勝は僅か二人とのこと!
「もしかしていけるんじゃないか?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
マップの初期配置、メチャ偏ってる〜!!!
私の手番では良い土地を絶対に手に入れるのは無理!
無理して置くことはできる。しかし後の建設に響くことは目に見える。
色々考えた末、思い切って豊かな土地や『土』を捨てて、森を集中的に押さえることにした。
これだと木材ばかりしか手に入らなくなってしまうが、
他の資源は、盗賊や港でなんとか確保することにした。
ところがこれが意外とうまくいき、当初諦めていたロンゲストも達成し、一足早くリーチ!!

「よっしゃあ! 勝てる!」
・・・・・・と思った次の瞬間。次の手番の人がソルジャーボーナスでゴール!
うおぉぉぉぉっ! 一手まにあわなかったあぁぁぁっ! 無念


と、これで全試合終了
結果、私は一勝二敗。総合順位は40人中18位でした。
負けはしましたが、なかなかうまく戦えたので良かったです。



優勝したのはnasukaさんという女性の方。おめでとうございます。
2位以降はかなり僅差だったそうです。

ちなみにうちのサークルの定例会の常連のAce中村氏が3位でした。
やはり奴は侮れない・・・・・・


というわけでカタン名古屋予選はこれにて終了。
楽しいひとときでした。
また次があれば参加してみたいものです。


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