『6』それは不吉な数字……

6ニムト

さあて、今回紹介するのはカードゲームよ。
カードゲームといえば今はトレーディングカードゲームですけど、
トレーディングじゃないカードゲームも、
世界には星の数ほどあるんですのよ!
トランプとUNOだけだと思ったら大間違いですわ。
日本でも一時期「モンスターメーカー」のブレイクで
沢山作られてたんだけどねぇ・・・
正直、
キャラクター性と絵ばっかで、本当に面白かったのは
「モンスターメーカー1」と「ダイナマイトナース」
ぐらいだったもんねぇ……
反対に、海外のカードゲームは
純粋に面白さを追求したものばかりですから傑作揃いですわ。
今回紹介するのは、その中でも最も手軽に白熱する。
『6ニムト』よ!
一見七並べの変形のように見えますけど。
特徴としては、
「順番はなく、カードを一斉に出す」ことと、
「点数は罰点」
ということですわね。
ルールは簡単、手札の中から一枚選んで、
それをいっせいに出し、
順番どおりに列に並べていくだけ。
並べる順番は
「左の数字より大きくて一番近い数字の隣」
ですわ。
ただし、ひとつの列に置けるカードは5枚まで。
6枚目に置くハメになってしまったら、
その5枚を「引き取る」ことになってしまうのよ。
そして引き取ったカードは罰点になってしまうの。
罰点の数は、カードの上下に書かれている
牛の数になりますわよ。
ゾロ目や5の倍数ほど罰点が多いですわ。
だから55なんかは−7点、
引き取るハメになってしまったら阿鼻叫喚ですわよ!
また、少ない数字とか、どの列にもカードを並べられない時は、
どれか好きな列のカードを全部引き取らなければいけないわ。
一見、小さい数字のカードを持っている人には
不利なルールに見えますけど、
逆にこれを利用して相手のペースを狂わせることもできますわ。
そ、例えば、相手が置きそうな列をわざと引き取って、
別の列に置かざる得なくしたりして、
相手に大きな損害を与えることもできるわ。
自分への被害は最小限に押さえ、
相手への被害を最大限に引き上げる。
この肉を切らせて骨を断つ戦略も
このゲームの醍醐味のひとつですわ。
で、カードを全部出し切って、
罰点が最も少ない人の勝ち。
本当にスピーディで面白いわよ。
最大10人まで遊べて、
人数が多いほど瞬殺率が高くなって白熱致しますわよ!
ゲームは「エポック社」が輸入販売してるから。
大きめのおもちゃ屋さんとかで探せば容易に入手できるわ。
パーティとかに是非ともオススメですわ!

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